【長崎/小浜・雲仙】飛行機で日帰り旅。週末に自然のめぐみと温泉を楽しむ

 有明海を望む展望台で風に吹かれ、湯けむり立ちのぼる温泉街を歩き、白く煙る雲仙地獄で自然の力を間近に感じる…。小浜・雲仙エリアには、日常の忙しさを忘れさせてくれる、穏やかな時間が流れています。
 「忙しい毎日を少し離れて気分転換したい。」そんなときに、関東・関西から飛行機でふらっと訪ねられる週末の旅先を探している方も多いのではないでしょうか。
 温泉のぬくもりや豊かな自然に触れながら、無理なくリフレッシュできるのが小浜・雲仙エリアの魅力です。
 今回は、「自然の中でゆっくり過ごしたい」「でも移動や予定は無理なく楽しみたい」そんな方にぴったりな、小浜温泉と雲仙をめぐるのんびり日帰りコースをご紹介します。

今回のコース

 まずは道の駅 で地元の新鮮な野菜や特産品をチェック。その後、有明海を一望できる千々石展望台で、穏やかな海の景色を眺めながら心癒されるひとときを過ごします。昼食は小浜温泉の玄関口にある地元で人気の食事処で、小浜ちゃんぽんを堪能。午後は雲仙へ向かい、噴気が立ち上る雲仙地獄を散策します。買い物、心安らぐ景色、ご当地グルメ、そしてダイナミックな自然景観と、小浜・雲仙エリアの魅力がぎゅっと詰まったコースです。

人混みを避けつつ、長崎の山と海、温泉街と絶景をバランスよく楽しめる1日プランです。

  • 10:00 長崎空港 出発
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  • 10:40 道の駅 251いいもりじゃがーロード(滞在 約20分)
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  • 11:25 千々石展望台(滞在 約15分)
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  • 12:00 小浜 食事処 心でランチ(滞在 約60分)
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  • 13:15 雲仙温泉 散策(滞在 約60分)
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  • 14:30 小浜温泉 散策(滞在 約1時間40分)
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  • 17:20 長崎空港 到着

旅の準備なら

  • 長崎を訪れるのなら飛行機でのアクセスがスムーズ。週末でも無理なく計画できる距離なので、思い立ったときにふらっと行けるのが魅力です。
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  • 日帰りでも十分楽しめるコースですが、時間に余裕があれば一泊して、夜の小浜・雲仙の雰囲気も味わってみるのもおすすめです。
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1.揚げたてコロッケも絶品!「道の駅 251いいもりじゃがーロード」へ

 「道の駅251いいもりじゃがロード」は、長崎県諫早市飯盛町の国道251号沿いにある人気の道の駅。地元で採れた新鮮な野菜や水産物、加工品が並ぶ直売所には、飯盛町ならではの旬の恵みが集まっています。

爽やかな夏空の下、道の駅251に到着
地元の味が集まる道の駅251の直売コーナー

 特に特産のじゃがいもは品種ごとに並べられ、それぞれの特徴やおすすめの調理法も紹介されているため、見ているだけでも地域の食文化に触れられるのが魅力です。

直売コーナーには、採れたての農産物が豊富に並んでいました
びわやいちご、伊木力みかんなど、ご当地ジャムが勢ぞろい

 私は、じゃがいもとトウモロコシを購入。店内には、びわやみかんなど長崎の特産果実を使ったジャムをはじめ、さまざまな特産品が販売されており、思わず手に取りたくなる商品が並んでいました。さらに、レジ横では配送の受付も行っているため、自宅や知人へ気軽に送ることができ、旅の荷物にならないのもうれしいポイント。旅の途中で立ち寄るだけでも、地元ならではの味覚との出会いを楽しめます。

道の駅 251いいもりじゃがーロード】

🚗 アクセス

  • 長崎空港から車で約40分。大村ICから長崎自動車道を利用し、諫早ICで下車した後、県道41号諫早飯盛線を飯盛方面へ進むと到着します。道の駅 251いいもりじゃがーロードは国道251号沿いにあります。
    (※初めて訪れる場合は、周辺に市街地が少なく、道中の案内標識も限られているため、カーナビやGoogleマップを利用すると安心です)

🅿 駐車場

  • 無料駐車場あり。普通車93台、大型車8台を収容できる広々とした駐車場が整備されています。

⏰ 滞在目安

  • 20分~30分。農産物直売所で買い物を楽しんだり、特産品を見て回ったりするだけであれば20~30分ほどで十分楽しめます。ドライブ途中の休憩スポットとしても利用しやすい道の駅です。

💰 料金

  • 入館無料(商品購入や飲食代は別途必要)

👥 混雑度 ★★☆☆☆

  • 旅行シーズンを外した土曜日の午前中に訪れました。店内に混雑はありませんでしたが、駐車場には長崎県外の車も多く見られ、福岡県や熊本県など九州各県から訪れている様子がうかがえました。

2.この先の旅路に思いをはせる!千々石展望台から望む橘湾

 道の駅 251いいもりじゃがーロードを後にして南へ進むと、国道251号沿いにある千々石展望台が見えてきます。ドライブ途中の定番立ち寄りスポットで、展望台からは橘湾と美しい海岸線を一望。青い海と緑の山々が織りなす景色は開放感たっぷりで、つい足を止めて見入ってしまいます。
 展望スペースには周辺の自然や地形を紹介する説明パネルも設置されています。これから向かう雲仙や島原エリアの位置関係を確認しながら景色を眺めると、この先のドライブがより楽しみになります。

橘湾を一望する千々石展望台からの眺め
橘湾と小浜温泉方面を示す案内パネル

 そして、この場所を訪れたらぜひ味わいたいのが名物の「じゃがちゃん」。この地域でとれたじゃがいもを使ったご当地グルメで、丸ごと蒸したじゃがいもを秘伝の衣で包んで揚げています。外はカリッと、中はホクホク。道中で見かけた広大なじゃがいも畑を思い出しながら味わうと、旅先ならではのおいしさを感じられます。注文を受けてから揚げるため、熱々のおいしさを楽しめるのも魅力です。

千々石名物「じゃがちゃん」の売店
外はカリッと、中はホクホクの「じゃがちゃん」

 景色を眺めながらじゃがちゃんを頬張る時間は、千々石展望台ならではの楽しみ。絶景とご当地グルメを気軽に満喫できる、ドライブ途中に立ち寄りたいスポットです。

【千々石展望台】

🚗 アクセス

  • 道の駅 251いいもりじゃがーロードから車で約20分。国道251号を雲仙・島原方面へ進むと到着します。ドライブ途中に立ち寄りやすい展望スポットです。
  • 雲仙温泉や小浜温泉へ向かう途中の休憩スポットとしても人気があります。

🅿 駐車場

  • 無料駐車場あり。展望台に隣接しているため、車を停めてすぐに景色を楽しめます。

⏰ 滞在目安

  • 10分~20分。
  • 展望台からの景色を眺めたり、説明パネルを見学したりするだけなら15分ほど。名物「じゃがちゃん」を味わいながら休憩する場合でも30分程度が目安です。

💰 料金

  • 展望台の利用は無料。(売店やレストランを利用する場合は別途料金が必要)

👥 混雑度 ★★★☆☆

  • 旅行シーズンを外した土曜日の正午前に訪れたので、駐車場にはまだ空きがありました。
  • 観光バスも数台停まっており、海外からの観光客でにぎわっていましたが、展望台からの景色はゆっくりと楽しめました。

3.小浜ちゃんぽんマップ1番のお店!昔ながらの食堂「お食事処 心」でランチ

 小浜温泉街の入口付近に店を構える「お食事処 心」。オレンジ色の瓦が目印の小さな店舗で、小浜ちゃんぽんマップの1番に掲載されているお店です。道路沿いにありますが、うっかりすると通り過ぎてしまいそうな佇まいなので、訪れる際は少し注意が必要です。

見逃し注意。道路沿いにたたずむ「お食事処 心」
小浜ちゃんぽんの看板が案内役

 店内は座敷を含めてテーブルが6卓ほどの昔ながらの食堂。厨房では調理と配達を一人でこなし、配膳は小柄なおばあちゃんが担当しています。私が訪れた際も、団体のお客さんには別のお店を案内する場面が見られるほどで、その姿に、こちらまで手伝ってあげたくなりそうになる温かな空気が流れていました。

やさしい味わいが魅力の皿うどん
まろやかな味わいが魅力の「小浜ちゃんぽん 卵入り」

 そんな「お食事処 心」でぜひ味わってほしいのが、小浜ちゃんぽんと皿うどん。
 なかでもおすすめは、小浜ちゃんぽん 卵入り。やさしいスープと卵の相性がよく、最後まで飽きずに楽しめます。長く愛されてきた理由がわかる一杯でした。
 お店の方にはあまり無理をしてほしくないと思う一方で、この味はぜひ多くの人に味わってほしいもの。小浜温泉を訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

【お食事処 心】

🚗 アクセス

  • 千々石展望台から車で約20分。国道251号を小浜温泉方面へ進むと到着します。
  • 小浜温泉街の入口付近にあり、道路沿いのオレンジ色の瓦が目印です。ただし店舗は比較的小さいため、通り過ぎないよう注意が必要です。

🅿 駐車場

  • 店舗前に駐車スペースがあります。
  • 台数に限りがあるため、混雑時は譲り合って利用しましょう。

⏰ 滞在目安

  • 60分。ちゃんぽんや皿うどんを味わうランチ利用なら、40分ほどあれば十分です。

💰 料金

  • 小浜ちゃんぽんや皿うどんなど、1,000円~2,000円前後で楽しめます。

👥 混雑度 ★★★★☆

  • 旅行シーズンを外した土曜日お昼に訪れたこともあって、満席ではありませんでしたが、店内には次々とお客さんが訪れており、地元の方や観光客に親しまれている様子がうかがえました。
  • スタッフの人数が限られているため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。

4.静寂と噴気が織りなす表裏の風景!温泉神社と雲仙地獄を散策

 雲仙温泉街に到着すると、まず目に入るのが「温泉神社(うんぜんじんじゃ)」。温泉街の中心に鎮座する神社で、鳥居をくぐると、どこか凜とした空気に包まれます。

華やかな装飾に彩られた温泉神社の参道入口
色鮮やかな風鈴が参道を華やかに演出

 参道には色とりどりの風鈴が飾られ、風が吹くたびに涼やかな音色が響きます。境内には縁起物として親しまれる夫婦柿もあり、散策しながらゆっくりと見て回るのもおすすめです。

静かな空気が流れる温泉神社の境内
夫婦円満を願う人々が訪れる夫婦柿

 温泉神社を参拝したあとは、雲仙を代表する観光スポットの「雲仙地獄」へ。遊歩道を歩き始めると、あたり一面に立ち上る白い噴気と硫黄の香りに包まれ、先ほどまでの穏やかな温泉街とはまったく異なる景色が広がります。
 足元から蒸気が噴き出し、岩肌のあちこちから湯気が立ち上る様子はまさに「地獄」の名にふさわしい迫力。自然の力強さを間近に感じられ、思わず足を止めて見入ってしまいます。遊歩道が整備されているため、噴気が立ち上る様子をさまざまな角度から見学できるのも魅力です。

長年の噴気にさらされ、文字も薄くなった案内板
白い噴気が立ちのぼる雲仙地獄

 風鈴の音色に癒やされる温泉神社と、大地の息吹を感じる雲仙地獄。同じ温泉街の中にありながら対照的な魅力を楽しめるのが雲仙温泉の面白さです。温泉に入る前の散策スポットとしてもぴったりで、雲仙ならではの景色と雰囲気を存分に味わうことができます。

雲仙温泉】

🚗 アクセス

  • 食事処 心から車で約15分。県道201号と国道389号を経由し、雲仙温泉街へ向かいます。
  • 温泉神社や雲仙地獄は温泉街の中心部にあり、周辺を徒歩で散策できます。

🅿 駐車場

  • 雲仙地獄周辺には有料駐車場があります。
  • 温泉街の散策や観光を兼ねて利用する場合は、周辺駐車場に車を停めて徒歩で巡るのがおすすめです。

⏰ 滞在目安

  • 60分~90分。温泉神社の参拝と雲仙地獄の散策だけなら1時間ほど。写真撮影や温泉街の散策も楽しむ場合は90分程度みておくと安心です。

💰 料金

  • 温泉神社参拝・雲仙地獄散策ともに無料

👥 混雑度 ★★★☆☆

  • 旅行シーズンを外した土曜日の午後に訪れました。温泉街には観光客の姿が見られましたが、混雑して歩きにくいほどではなく、温泉神社や雲仙地獄をゆっくり散策することができました。

5.スイーツと足湯で旅を締めくくる!小浜温泉で過ごす癒やしのひととき

 雲仙地獄の散策を楽しんだあとは、山を下って小浜温泉へ。まず立ち寄ったのが、地元でも人気の洋菓子店「オカモト・シェ・ダムール」です。
 1階のショーケースには色とりどりのケーキが並び、購入したケーキは2階のイートインスペースで楽しめます。ドリンクはセルフサービスでおかわり自由。時間に余裕があれば、90分のケーキバイキングを利用するのもおすすめです。

地元でも親しまれる洋菓子店「オカモト・シェ・ダムール」
2階のカフェスペースでケーキタイム

 甘いものでひと息ついたあとは、すぐ近くにある「ほっとふっと105」へ。日本一長い足湯として知られる小浜温泉の人気スポットで、海を眺めながらゆったりと過ごせます。
 足湯というと寒い季節のイメージがありますが、実際に訪れてみると、意外にも暑い日でも心地よく、歩き疲れた足をしっかりと癒やしてくれました。海風を感じながら過ごす時間は、旅の合間のリフレッシュにもぴったりです。

旅の締めくくりは足湯でのんびり
足湯の効能が記された案内板

 スイーツでひと息つき、足湯で旅の疲れを癒やしたら、あとは長崎空港へ向かうのみ。旅の終わりを少し名残惜しく感じながらも、最後までゆったりとした時間を過ごせるのが、小浜温泉ならではの魅力です。

小浜温泉】

🚗 アクセス

  • 雲仙温泉から小浜温泉までは車で約20分。県道201号と国道389号を利用して海沿いへ下ると到着します。
  • オカモト・シェ・ダムールとほっとふっと105は徒歩圏内にあり、小浜温泉街を散策しながら気軽に立ち寄ることができます。

🅿 駐車場

  • オカモト・シェ・ダムールには専用駐車場があります。
  • ほっとふっと105周辺にも有料駐車場が整備されています。

⏰ 滞在目安

  • 60分~100分。

💰 料金

  • オカモト・シェ・ダムールは注文内容によって異なります。
  • ほっとふっと105の足湯は無料で利用できます。

👥 混雑度 ★★☆☆☆

  • 旅行シーズンを外した土曜日の午後に訪れました。ケーキ店、足湯ともに利用者の姿は見られましたが、混雑を気にすることなく、のんびりと過ごすことができました。

旅のまとめ

 長崎空港からスタートし、道の駅 251いいもりじゃがーロード、千々石展望台、小浜温泉、そして雲仙温泉へ。海岸線の絶景やご当地グルメ、温泉街の散策まで楽しめる、小浜・雲仙エリアの魅力を詰め込んだ日帰りドライブコースでした。
 小浜ちゃんぽんやじゃがちゃん、雲仙地獄の迫力ある景観、そして旅の締めくくりに立ち寄る小浜温泉の足湯とスイーツ。異なる魅力を持つスポットを、無理のない移動距離でゆったり巡ることができます。
 旅行には行きたいけれど、慌ただしいスケジュールは避けたい。少し気分を変えて自然の中でリフレッシュしたい。そんな方におすすめしたいのが、この小浜・雲仙ドライブコースです。

  • 初めて小浜温泉・雲仙温泉を訪れる方
  • 温泉やご当地グルメを楽しみたい方
  • 絶景ドライブや自然豊かな風景を満喫したい方

 そんな方にぴったりのコースです。長崎市街地とはまた違った魅力に出会える、小浜・雲仙の日帰り旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

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